こんにちは! 超コスパ住宅を手掛けるユートリエホームです。
金利に種類があるように住宅ローンには返済方式にも種類があり、どちらを選ぶかで毎月の返済額や総返済額が変わってきます。今回は、元利均等返済と元金均等返済についてご紹介します。
■元利均等返済
「元利均等返済」とは、毎月の返済額が一定になる返済方式です。例えば初年の支払額が月10万円だとしたら、返済完了までずっと毎月10万円を返し続けます。
毎月の返済額の元金と利息の割合は一定ではありません。借入れ当初は利息の割合が高いので、元金の減りはゆるやか。そのため、総返済額が元金均等返済よりも多い計算になります。
■元金均等返済
「元金均等返済」とは、借りた金額(元金)を返済期間で均等に割り、その金額に残高に応じた利息をプラスした額を返済する方式です。
そのため、借入れ当初の返済額は高く、徐々に減っていきます。また元金の減りが早いので、元利均等返済に比べて総返済額が少なくなります。
■それぞれのメリット・デメリットは?
・元利均等返済の場合
メリットは新居への引っ越しや養育費など、何かと出費が多い年代の借入れ当初に毎月の返済額が少ないこと、返済額が一定で計画が立てやすいこと。
デメリットは総返済額が元金均等返済に比べて多くなることです。
・元金均等返済の場合
メリットは総返済額が元利均等返済に比べて少ないこと、年数が進むにつれて返済額が減っていくことです。
デメリットは毎月の返済額が安定しないこと。特に借入れ当初の返済額が高いので要注意です。
■どちらが選ばれている?
圧倒的に「元利均等返済」を選ぶ人が多いです。これには長く続く低金利が関係しています。「元金均等返済」は総返済額が多くなると述べましたが、変動金利を選んだ場合、35年ローンで5000万円を借りたとしても、総返済額の差は50万円ほどにしかなりません(2022年現在)。借入れ当初の返済額の低さ、返済計画の立てやすさに魅力を感じる人が多いのもうなずけますね。
一方で、固定金利を選んだ人の場合は金利が高いぶん総返済額の差額も大きくなりますので、家計とのバランスを考慮して「元金均等返済」を選んでもよいかもしれません。
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今後も詳しく取り上げて参りますので、チェックしていてくださいね。