こんにちは! 超コスパ住宅を手掛けるユートリエホームです。
財形住宅融資とは、住宅金融支援機構が提供している公的ローンの一種です。
会社で財形貯蓄を行っている場合に利用することができ、借りる際にはさまざまな条件を満たす必要がありますが、金利が優遇されるなどメリットも多い住宅ローンです。
■利用の条件
申し込み条件として以下を満たす必要があります(「独立行政法人住宅金融支援機構 財形住宅融資のご案内」を参照)。
① 自身で所有及び居住するための住宅を建築・購入またはリフォームする
② 一般財形貯蓄・財形年金貯蓄・財形住宅貯蓄のいずれかを1年以上継続している
③ 借入申込日前2年以内に財形貯蓄の預入を行っている
④ 申込日における財形貯蓄残高が50万円以上ある
⑤ 勤務先から住宅について援助(負担軽減措置)を受けられる(リフォーム融資の場合は不要)
⑥ 借入申込日現在、満70歳未満(リフォーム融資の場合は満79歳未満)
⑦ 総返済負担率が、年収400万円未満の場合30%以下、400万円以上の場合35%以下である
加えて、抵当権を設定できること、返済完了までの間火災保険をつけることも条件です。
■いくら借りられる?
①財形貯蓄の残高(一般・年金・住宅の合計)の10倍の額(最高4,000万円まで)
②住宅の新築や購入に必要な額及び土地の取得に必要な額の90%
上記①②どちらかの低い額が融資限度額となります。また、返済中5年ごとに適用金利を見直す「5年固定金利制」をとります。
■メリットは?
財形住宅融資のメリットのひとつとして、融資手数料がかからないことが挙げられます。
融資手数料は金融機関によって異なり、融資額にかかわらず3~5万円程度のところもあれば、融資額の2.2%と設定されるところも。この場合、3000万円の借り入れですと66万円かかる計算になりますので、高額です。
また、連帯保証人を立てる必要もないので、ローン保証料を支払う必要もありません。
ローン保証料は一般的に35年間で融資額の約2%が相場といわれていますので、3,000万円の借り入れの場合60万円かかります。
100万円以上もの手数料がかからないのは大きなメリットですね。
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今後も詳しく取り上げて参りますので、チェックしていてくださいね。